企画の説得力を高める、ベンチマーク資料の作り方

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ベンチマーク資料を作ろう

企画を立てていると「ベンチマーク資料を作ろう」という意見が出てきます。

「ベンチマークってなに?」と思っている方にお答えします。

大雑把に答えますと「一定の基準のもとに比較し、メリットとデメリットを明確にする資料」という意味です。

このベンチマーク資料をもとにデメリットを潰し、競合のメリットをいかに自分たちに取り入れるか、を提案するのがベンチマーク資料の使い方です。

業界によって異なるベンチマークの意味

指示されてベンチマーク資料を作ったところ、ある人に「でも、これ、本当のベンチマークじゃないよね」と言われたことがあります。

渡された資料をもとに作ったので間違いではありません。

でも、その人には見慣れないベンチマーク資料だったのです。

不思議に思い調べたところ、業界によってベンチマーク資料のニュアンスが色々と違うことがわかりました。

パソコン業界のベンチマーク

競合商品のスペック比較という意味です。

プレイステーションとニンテンドースイッチのメモリーや動作速度など性能を比較するということです。

経営のベンチマーク

生産ラインなどテーマを決め、自社と競合他社や優良企業などを比較・分析を行い、自社の劣っている点を明確にし、他社の優良事例を取り入れることで効率的に改善するということです。

自動車業界のベンチマーク

自動車業界では目標となる車をベンチマークとします。

企画を立てる時は性能比較のベンチマーク

企画を立てる時、商品やサービスに関する企画ならパソコン業界のベンチマークに
近い性能比較という意味のベンチマークになります。

この場合、性能、技術、容量、店頭シェア、店頭陳列、価格などを寺社と競合とを比較する資料を作ることになります。

ベンチマーク資料を使って、劣っている点を発見してそれを強化する企画の提案はクライアントに対して強い説得力を発揮します。

まとめ

ベンチマーク資料は手間がかかりますが、有効なツールになります。

競合を知ることでより優れた企画を立てましょう。

 

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