なぜ、書けないのか
文章をスラスラ書ける人にはわからないと思いますが、
文章が書けない人はペンを握って紙に向かったとき、
頭の中が真っ白になってフリーズドしてしまうのです。
なぜ、そうなるのでしょうか?
まず、「なぜ、書けないのか」からスタートします。
1 うまくいかけない理由は 正しいやり方をしらないから
いかなる取り組みもやり方が間違っているとうまくいきません。
例えば、ペンだと思って握っていたのがお箸だった、あるいは、キーボードだと思って叩いていたのがおばあちゃんの肩だった、などです。当たり前ですね。
スラスラ書くためにはきちんとしたやり方を理解する必要があります。
スラスラ書くためにはきちんとしたやり方とはどんなやり方でしょうか?
それは「知る」「読む」「比べる」「アウトラインを考える」といった文章構造の土台を作る作業です。
2 文章を書く作業は料理に似ている
文章をスラスラ書くためには正しいやり方=ステップを知ることです。
文章をスラスラ書くためには文章を書くのに必要な情報を事前に手に入れておくということ。
それが文章を書くための正しいやり方です。
料理をする人ならわかると思いますが、おいしい料理を作るには素材の吟味、下ごしらえなどの準備が不可欠です。
傷んだ食材や、まだ食べごろでない食材を適当にカットして鍋でグツグツ煮てもおいしい料理はできあがりません。
同じように文章を書く前に必要な資料を集め、それらを読み、今まで書かれていない視点をみつけだし、構成を考える・・という準備が必要です。
3 自分の頭の中だけで書こうとすると失敗する
正しいやり方をせずに文章を書こうとするとどうなるか?
じぶんの頭の中にあるものだけを使って文章を書くことになります。
事前に準備しておけば頭の中には書くべき素材がゴロゴロ転がっていますが、準備をしなければじぶんの知識だけが頼りになりアッというまにガス欠になります。
料理に例えると、料理をしようと思って冷蔵庫を開けると空っぽだった!という感じです。
時々、何の準備をしなくても、突然与えられたテーマでスラスラと文章を書く人がいますが、そういう人はすでにテーマにそった知識や情報が頭の中にインプットされている人です。
日頃からテレビのニュースや新聞をこまめにチェックしてアンテナをはりめぐらせている人ならじぶんの頭の中にあるネタだけでササッと文章を書くことができます。
逆をいえば、文章を書くのが苦手な人は文章のテーマに関する知識や情報が不足している人といえます。
そういう人は自分の頭の中だけのネタで書こうとせず、しっかりと準備してから取りかかるようにしましょう。
4 やるべきことをやれば書けるようになる
ここまでお読みになって、文章を書けない人はいくつか思い当たることがありませんでしたか?
ほとんどの人が「文書を書くための正しいやり方を知らない」のではないでしょうか?
まとめ
- なぜ、書けないのか
- うまくいかけない理由は 正しいやり方をしらないから
- 文章を書く作業は料理に似ている
- 自分の頭の中だけで書こうとすると失敗する
- やるべきことをやれば書けるようになる