『「超』文章法』by野口悠紀雄を読んで。メッセージから始めよ!

ライティング
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古い本だが今も通用する文章法の本

野口悠紀雄さんは『「超」独学法』『「超」整理法』『「超」勉強法』など次々にヒットさせる「超」ベストセラー作家。

2002年に初版のあとも読み継がれているのが『「超」文章法』です。

サブタイトルは「伝えたいことをどう書くか」とあります。

文章には「伝える文章」と「(心や欲を)動かす文章」がありますが、

この本は「伝える文章」をテーマにした一冊です。

※「伝える文章」と「(心や欲を)動かす文章」については以下をご参照ください。

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メッセージこそ重要だ!

『「超」文章法』の第1章はこんな言葉で始まります。

メッセージが8割の重要性を持つ

そして、

文章を書く作業の出発点は、メッセージの明確化である。これは「読者にどうしても伝えたい」内容だ。論述文の場合には、主張や発見である。

と続く。さらに、メッセージの条件は

「ひとことで言えることだ」

つまり、『「超」文章法』で紹介されているメッセージとは、

ハリウットのシナリオ術のバイブルである『SAVE THE CAT』におけるログラインと同じである。

ログラインはシナリオの1ページにつけた四十文字くらいのあらすじ。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なら『タイムマシンで過去に戻った主人公が若い両親たちと出会い友情や恋を経験しながら現代に戻る物語』という感じになる。

短いけれど、文章を書き続ける上での道しるべとしての役割を果たすのがメッセージでありログラインだ。

文章の長さで書くべき内容が決まる

文章術の本なので「三部構成」や「プロット」の話もでてきますが、

他の文章術であまり取り上げない切り口があってナルホドと思いました。

それは内容が文章の長さを決めるのではなく、長さが文章の内容を決めるという主張です。

それによると文章の長さは4種類。

  • パラグラフ(150文字)
  • 短文といわれるもの(1500文字)
  • 本格的な論文などの長文(1万5000文字)
  • 紙の本(15万字)

だそうです。

これらは目安で現実には半分から1.5倍ほどの幅があるとのことです。

この本は2002年、ブログやSNSが一般的でないときに書かれているので、

ブログだと「短文といわれるもの(1500文字)」ものに入り、

SNSだと「パラグラフ(150文字)」に入ることになります。

ネットやスマホの普及で文章を書く人は増えたけど、

長文より短文を書く人達が圧倒的に増えたことでしょう。

このほか、比喩や引用、わかりやすい文章のポイントなどつたえたい文章のポイントが詰まった一冊です。

まとめ

  • 古い本だが今も通用する文章法の本
  • メッセージこそ重要だ!
  • 文章の長さで書くべき内容が決まる

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