在宅ライターを始めるための7つの準備と心構え!在宅ライター・スタート準備編

目次

はじめに

コロナなどの影響により在宅ワークをする人たちが増えています。

在宅ワークにはデザイナーやオペレーター、コンサルタント、プログラマー、インストラクターなど様々な種類があります。

その中で最も多くの人が携わっているのがライターといわれています。

2015年のデータを見ると、在宅ワークの約50%がライターとして活動しています。

それから6年、コロナの影響でテレワークが進み在宅ワークをする人達はさらに増えています。

この影響により在宅ライターを目指している人は、もっと増えているのではないでしょうか。

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたもその1人かもしれません。

なぜ、こんなに在宅ライターには根強い人気があるのでしょうか?

それは、在宅ライターが初心者から経験者まで幅広いキャリアの人たちを受け入れる仕事だからです。

これはキャリアレベルに応じた在宅ライターの仕事があるということです。

未経験の方でもOKな仕事も存在します。

つまり、これから在宅ライターをめざす初心者の方でも参入しやすい要素があるということです。

これは初心者にはありがたい話です。

でも、ハードルの低さは諸刃の剣です。

在宅ライターになるハードルが低いということは、たくさんの人がワッとやってくるので

激しい競争を生み出します。

そうすると市場原理が働き、ビギナーの単価は安くなります。

ライターの経験のない人は、当然、安いギャラでスタートになります。

この安さというのが本当に安いのです。

一文字、0.1円などそんなレベルです。

この安さの壁をいかに突破して自分の単価をあげられるかが、それがデビュー後の勝負になります。

多くの人たちがこんなに頑張ったのにこれだけしかもらえない・・、と挫折していきます。

でも、安いギャラから初めて実績を積み、少しずつ単価の高い仕事を獲得することは可能です。

多くの在宅ライターは、この単価アップの道を辿ってきました。

そして、単価アップをある程度実現できたら、次の目標は継続的な仕事の獲得です。

デビュー、単価アップ、継続的な仕事の獲得というように、

どうせやるなら、在宅ライターのキャリアアップをめざしましょう。

そのために、在宅ライターになる前に知っておくべき7つのステップを

ひとつずつ紹介していきます。

それは、

  1. 学習する
  2. スキルを磨く
  3. 能力を開発する
  4. 道具を準備する 
  5. 仕事を獲得する 
  6. 仕事をステップアップさせる 
  7. ビジョンを持つ

以上の7つのステップです。

ステップ1 学習する

在宅ライターを始めた人に聞いてみると、事前に学習をしたという人は約8割。

その内訳は「独学」「スクールに通った」「オンラインサロンで学んだ」といろいろです。

ある程度、勉強してから在宅ライターを目指すというのが一般的なコースのようです。

でも、2割の人が予習しなくても在宅ライターとしてデビューしています。

そういう人たちは、趣味で小説を書いたり、ブログに挑戦したり、書くという経験を積んでいる人が多いようです。

そのため、文章の知識があり、書くスピードもある程度あり、文章に対するカンやセンスも磨かれています。

そういう経験があるので、改めて事前に学習しなくても在宅ライターとしてデビューすることができます。

一方、書く経験が少ない人は、事前に学習してからデビューすることをお勧めします。

書くための基礎知識などを最低限身につけておけば、仕事をお願いする方も安心です。

学習しておけば、知識・経験がゼロの人よりも仕事を受注しやすくなります。

ちなみに、スクールやオンラインサロンですが、

例えば、スクールなら大手のライター養成講座があります。出版社などの編集者や現役のライターが講師として登壇するので、出版業界の今を感じられるリアルな講義が受けられます。40回の講義で授業料は16万円とお高めです。でも、それだけの内容もありますし、講師とのコネクションを作れるかもしれません。16万円を高いとみるか、安いとみるかはあなた次第です。

ライターのオンラインサロンは月1000円〜2万円くらいと幅の広い料金が揃っています。金額的にスクールよりも利用しやすいプライスです。いろいろなオンラインサロンがあるので自分の学びたいこととサロンのメニューが一致しているか、それを見極める必要があります。

あと、Udemyのような教育プラットフォームのライティングコースを利用するのもお勧めです。ライティングのいろいろなコースが揃っているので自分にあったコースを選べます。動画セミナーなので繰り返し視聴できる上、パソコンでもスマホでも視ることができ、通勤時などに学習することもできます。空き時間がなかなか取れない人には便利な学習スタイルです。定価は1コース24000円が多いですが、結構な頻度でセールを行っており、なんと90%OFF、定価の1/10の価格で購入できます。そういうチャンスをいかせば経済的に効率よく学べます。

在宅ライターになるために事前に学習したい人は自分にあった学習スタイルやコースをじっくり選ぶようにしましょう。

ステップ2 スキルを磨く

文字を書く、という行為は日本人なら大抵の人ができる能力です。

ライターは、その誰もができる能力でお金を稼ぐということです。

これが簡単そうにみえて結構大変です。

ライターを名乗って仕事をとる以上、その人はプロですから、アマチュアとの差がないといけません。

それにはどうすればいいかというと、スキルを磨く努力をすることです。

では、どんなスキルを磨けばいいのでしょうか?

在宅ライターの人たちは、以下のようなスキルを磨いています。

【読者に対するスキル】

  • 誰に向けて書く記事か考える力
  • 読者の気持ちを想像する力
  • 相手の気持ちを動かす文章力

【文章に対するスキル】

  • 語彙力
  • 読みやすい文章を書く力
  • 分かりやすい文章を書く力
  • 理解できるように伝える力
  • 文章を組み立てる構成力
  • 文章に求められているニーズを把握する力

【継続するスキル】

  • 続けること
  • 継続すること
  • あきらめないこと
  • 学びながら実践する力

【クライアントに対するスキル】

  • クライアントとの信頼関係を作るコミュ力
  • 意向に沿うこと、丁寧なこと
  • 整理力
  • 提案力

【心構え】

  • 素直に受け止めること
  • 素直さ

在宅ライターのスキルというと文章を書くスキルや読者に伝えるスキルを思い浮かべがちですが、実際には「継続するスキル」や「クライアントに対するスキル」や「心構え」なども求められます。

このことから分かるのは在宅ライターに限りませんが、仕事だけしていればいい、文章だけ書いていればいい、という訳ではないということです。

文章能力の他、コミュニケーションや継続、提案なども含めて総合的なスキルが必要です。

いっぺんに全てのスキルをレベルアップという訳にはいきませんが、

自分ならまずこのスキルから磨こうという目標をたてて取り組むと良いでしょう。

ステップ3 能力を開発する

このセクションでは能力について説明します。

スキルのセクションで1つずつスキルを磨こう、というお話をしましたが、

能力を開発するとは、磨いたスキルが増えていき、

あなたのライティングスタイルに自然と溶け込んでいく、そんな状態をいいます。

たくさんのスキル獲得と経験があなたの能力を開発していくのです。

では、在宅ライターが身につけておくべき能力について説明します。

調べる能力

文章を書く仕事というと、パソコンに向かってキーボードを叩く、

それが在宅ライターの仕事というイメージがあります。

でも、それは誤解です。

書く前に「何を伝えるか」「いかに書くか」を決めておく必要があります。

それらを決めるにはじっくり考えなければなりません。

考えるためには考える材料が必要です。

その材料はどうやって手に入れるのでしょう?

それは「調べる」ことです。

書くために必要なこと、わからないこと、などを徹底的に調べて資料を集めます。

文章を書いている時間よりも、調べる時間の方が長いというケースはよくあることです。

調査を徹底することで、フェイクな情報を排除し、信頼のおける情報だけを頼りに「何を伝えるか」「いかに書くか」を決めていきます。

在宅ライターとしてデビューしたばかりの人は、何をどう調べていいかわからないかもしれません。

そういう時は依頼された仕事の資料をじっくり読んでください。

その中でわからないことがあったら

依頼主に質問し、理解できるまで徹底的に調べましょう。

どういう風に調べるかというと、まずは、WEBで検索してください。

WEBでは様々な情報を素早く手に入れることができます。

でも、WEBで手に入れた情報はそのまま文章を書くときに使ってはいけません。

WEB情報は玉石混交でウソや間違った情報も混ざっているからです。

情報の信憑性を確認するには、その情報の出典を調べます。

例えば、書籍や論文なら、書かれている情報の出典が明記されています。

文章の一部に(1)など小さい数字が書かれてあり、

注釈のページに番号のついた部分の出典が明記されています。

WEBの場合、Wikipediaも同じです。

文章の一部に番号がふってあるところがあり、その数字をクリックすると

「脚注」というブロックにある「注釈」にジャンプします。

さらに「注釈」の数字をクリックすると「出典」というブロックへ飛びます。

このようにして、情報の出所がどこかが分かる仕組みになっています。

このように、川の下流から上流にのぼって、川の源流を確認するように

情報を辿っていき、おおもとの情報がどこにあるか、そのおおもとの情報は信頼できるに値するか、

確認することで偽の情報ではないということがわかる仕組みになっています。

おおもとの信頼できる情報とは出版社などの書籍や官公庁が発表した白書、

大学の論文、企業や団体が発表したデータなどです。

調べて集めた情報はこのようにして、信用度を確認してから書くときに使うようにしましょう。

書く能力

分かりやすい文章、読者に伝わりやすい文章、読む人の気持ちを動かす文章、

というのが理想ですが、最初からそういう文章をスラスラかける人はひとりもいません。

だれでも最初は(あるいはベテランになっても)ウンウンうなりながら悩みながら書いています。

しかも、文章を書く仕事は、1人でやるもので、結構、孤独です。

そんな状況のなかで、分かりやすく、伝わりやすく、心を動かす文章を

書けるようになるのかしら?と不安におもっているあなたに良い方法をおしえましょう。

それは、ともかく、書くことです。

そして、読むことです。

文章上達の秘訣はこの2つしかありません。

ともかく書くこと。できれば、毎日、書くこと。

スポーツと同じで文章を書く筋肉と基礎体力ができるまでは、書き続けることです。

文章は毎日書いていれば、自分では気づかないうちに上達していきます。

この上達を加速さえるのが「読むこと」です。

この文章、素晴らしいな、と思うような文章に出会ったら

よく読んで、研究して、自分でも書けるように努力しましょう。

じぶんの好きな文章や良い文章にたくさん触れると

それが栄養になってじぶんの文章も成長していきます。

書くことと読むことで書く能力を開発してください。

コミュニケーション能力

仕事の依頼主であるクライアントや、インタビューなどの時は取材対象者など、

ライターとして仕事をしているといろいろな人たちと関わり合います。

そういう時に求められるのがコミュニケーション能力です。

在宅ライターの場合、クラウドソーシングを使った仕事が多くなるので、

メールやZoomを使ったやりとりが増えます。

Zoomなら、まだ、表情などを確認することができますが、

メールとなると顔の見えない状態で文面だけのコミュニケーションとなります。

顔が見えるコミュニケーションと、

文字だけのコミュニケーションでは相手に与える印象が全く異なります。

Zoomや対面の時は丁寧で優しい人という印象なのに、

文章になると堅苦しい人という印象を与えてしまう、ということもあります。

仕事をお願いするクライアントからすると、コミュニケーション能力の高い人の方が仕事をお願いしやすいといえます。

在宅ライターをやるなら、対面はもちろん、文章でのコミュニケーション能力にも気を使いましょう。

スケジュール能力

在宅ライターになるなら必ず守らなければならないことがあります。

それが納期です。

いくら素晴らしい原稿を書き上げても納期に間に合わないのでは意味はありません。

クライアントは納期に遅れることをとても嫌がります。

特別な理由もなく納期に遅れたら、その後の仕事はもらえないと思っていた方がいいでしょう。

そうならないためにもスケジュールを管理する能力を疎かにしてはいけません。

簡単そうなテーマだからすぐ書けると思った。でも、書いてみたら上手くいかない。

締切だけがどんどん迫ってくる。そんな状態に陥らないためにも、

余裕を持ってスケジュール管理するようにしましょう。

また、在宅で仕事をする人は家事をしながら、育児をしながら、というケースも多いので、

オン・オフの切り替えをうまくできるかもポイントです。

在宅ライターとして稼げるようになるには「続けること」が大切です。

文章は書き続けていれば上達します。

でも、在宅ライターの時間をとるのもうまくいかず・・・結果、やめてしまう。

そんなパターンに陥らないためにも、時間をしっかり管理して書く時間を作り、納期を守るようにしましょう。

ステップ4 道具を準備する

在宅ライター・デビューに必要な道具

在宅ライターを始めるなら

  • パソコン
  • Wordなど文章作成ソフト

などが最低限必要です。

パソコンには、メールソフト、ZoomなどのWeb会議システムのアプリ、

PDFのためのアクロバットリーダーなども、クライアントとのやりとりをするのに欠かせません。

さらに、在宅ライターとして仕事をするなら文字校正のための道具も必要になります。

原稿に赤字を入れたり、資料を読むのに紙で行いたい人は

  • プリンター
  • コピー用紙

が必要になります。

プリンターを使わずに文字校正や資料読みをデジタルで行いたい人は

  • iPadのようなタブレット
  • Apple Pencilのようなデジタルペン
  • ノートアプリ(Goodnotesなど)

があると便利です。

iPadで原稿や資料をノートアプリで開き、そこにApple Pencilで赤字をいれたり、マーキングすることができます。

筆者は数年前からプリンターをやめて、デジタルで文字校正や資料読みをするスタイルに切り替えました。

その理由は

  1. 経済的
  2. エコ

経済的な理由はプリンターだとインク代やコピー用紙代などランニングコストがかかり、これが結構な費用になります。

エコな理由はインクや用紙を使わないのでデジタルは環境に優しいということです。

デザインや動画を作る必要のない在宅ライターなら一番安いiPadで十分です。Apple Pencilやノートアプリを揃えると6万円くらいかかります。

それなりの金額がかかりますが、ランニングコトスはないので、長い目でみると経済的です。

もし、在宅ライターである程度稼げるようになって続けていく意思があるのなら、

経済的でエコなデジタルスタイルがおすすめです。

あると便利な道具

実際に在宅ライターをしてみなければ気がつかない、あると便利な道具というものがあります。

在宅でパソコンにむかってキーボードをたたき文章を書いているとアッという間に時間が経ちます。

そして、多くの人が陥るのが腰痛や肩こり、眼精疲労です。

  • デスク
  • 椅子
  • ブルーカットメガネ
  • 使いやすいキーボード(使いづらいと肩こりの原因になる)

といった道具にこだわり対策と取るライターがたくさんいます。

最近は、スタンディングデスクを使って立った状態でパソコンに向かう人や

ストレッチボールを使って時々運動をするという人もいます。

個人的には

  • タイマー

長時間仕事をするときなど1時間に1度タイマーを鳴らして席をたったり、軽く運動をするなどするようにします。

そうすることで腰痛や肩こりを防ぐことができます。

ステップ5 仕事を獲得する

ステップ1で学習の仕方

ステップ2でスキルを磨く

ステップ3で能力を開発する

ステップ4で道具を準備する 

と学んできました。

そして、いよいよ「ステップ5 仕事を獲得する」です。

在宅ライターの2人に1人はクラウドソーシングで受注

在宅ライターの2人に1人はクラウドソーシングで仕事を獲得しています。

特に、これまでライター経験のない方、仕事を紹介してくれる人脈のない人は、

まず、クラウドソーシングに登録して仕事を探すことから始めるといいでしょう。

クラウドソーシングで有名なところといえば「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」などがあります。

クラウドワークスは国内最大級のクラウドソーシングサービス。

ランサーズは、実績を積むことで、より高単価の案件に挑戦することができるクラウドソーシングサービスです。

どちらも初心者向けの情報があるので、これから在宅ライターとして

デビューを考えている人はこういうクラウドソーシングサービスで初仕事を探してみると良いでしょう。ただし、実績なしの新人なので単価(ギャラ)は期待しない方がよいです。

ココナラ はクラウドソーシングサービスというようりもスキルシェアサービス。

スキルに自信のある人がそのスキルを売ることができるマーケットのようなスタイルです。

個人がスキルを売るサービスのため、ライター実績のない人がいきなり参入するのは少し厳しいかもしれません。

スキル実績をある程度、積んでから参入することをおすすめします。

ともかく、書いて、書いて、実績をつみましょう。

ライターで仕事が取れない時は

クラウドワークスやランサーズでライターの仕事に応募したけれど、

残念ながら仕事が取れない時は「文章やデータ入力」「映像・文字起こし」

といった仕事から始めて実績を作りましょう。

実は在宅ワーカーが受けている仕事のベスト3は

1位が「ライター」(49.2%)、2位が「文章やデータ入力」(38.5%)、

3位が 「音声・映像起こし」(36.1%)となっています。(特定非営利活動法人フラウネッツ調べ2016年)

その中でも在宅ワーカーの初心者は「文章やデータ入力」の受注から始める人が多いようです。

文章やデータ入力の経験は、のちにライターとして仕事を受注するときに役立ちます。

また、クラウドソーシングには過去の受注実績が残るので、

「文章やデータ入力」「映像・文字起こし」でも数をこなしきちんと納品してるのであれば、

ライターで仕事を受けるときの判断材料になります。

最初はライターの仕事がなかなか受注できなくても腐ることなく、できるところからチャレンジしてください。

直接取引というやり方

もし、友人・知人・先輩などにライターやコピーライターの人がいたら、

お手伝いできることはないかと営業してみるのもひとつの手です。

クラウドソーシングサービスは手数料も取られますし、直接取引を禁止しています。

人と人のつながりで得た仕事は手数料をとられることありませんし、

仕事をくれるライターやコピーライターの方からたくさんのことを学べます。

もちろん、キャリアゼロの人がお手伝いするので

「値段はいくらでもいいです。がんばります」という姿勢が大切です。

人間関係がしっかり構築できていれば成長とともにギャラアップも夢ではないので、

直接取引のチャンスがある人は頑張ってチャレンジしてみましょう。

ステップ6 仕事をステップアップさせる

仕事をステップアップさせるとは?

ここからは、あなたが無事、在宅ライターとしてデビューした後のお話です。

つまり、クラウドソーシングサービスでライターの仕事を受注できた。

あるいは、人づての紹介でライティングの仕事をもらえた。

そして、ある程度、ライターの仕事に慣れてきた頃に、仕事をステップアップさせる時期に入ります。

仕事のステップアップには色々と考えられます。

ギャラをあげるためのステップアップもあれば、

自分の興味あるジャンルで書いてみたいという夢をかなえるためのステップアップもあります。

もちろん、自分のライターとしてのステージを底上げするためのステップアップもあるでしょう。

サンプル記事

ステップアップのツールとして「サンプル記事」があります。

仕事を受注して書いた記事ではなく、自分でテーマを決めて書いてみた記事です。

いわゆる習作です。

今まで書いたことのないジャンルに挑戦したいときなど、そ

のジャンルのサンプル記事を作っておけば、応募したときに判断材料となります。

ジャンル経験のない人だけど、サンプル記事が良かったので採用しよう!というパターンが期待できます。

ポートフォリオ

ポートフォリオとは作品集のことです。

仕事を受けて書いた記事などをまとめてポートフォリオと作っておきましょう。

新しいクライアントに応募するときなど、そのポートフォリオを見せれば、

それまでの活動と実績を伝えることができます。

仕事を依頼する側としてもポートフォリオがあると判断しやすく安心です。

ポートフォリオはこれまで書いた記事をPDFにしてまとめておくやり方があります。

WEB記事なら、記事のURL一覧を作っておけばポートフォリオとしての役割を果たします。

ポートフォリオの内容は

  • 自己紹介
  • 経歴
  • 実績
  • サンプル記事
  • 得意分野
  • 連絡先

などとします。

プラットフォーム

ブログなどのプラットフォームを持ち在宅ライターとして情報発信するのもステップアップの手段です。

在宅ライターなのでライティングの能力をブログで示すこともできます。

プラットフォームは、仕事の相談・問合せ・依頼の窓口としても機能させることができるので新しい仕事のきっかけになるかもしれません。

個人が情報発信するプラットフォーム・メディアとしては

  • ブログ(文章)
  • note(文章、動画、音声など)
  • YouTube(動画)

などが考えられます。

ステップ7 ビジョンを持つ

在宅ライターは、家にいる時間の中で、どれだけ仕事をこなし稼げるかが勝負になります。

いわゆる労働集約型ビジネスです。

98%くらい人間の労働力に頼った仕事です。(残りの2%はパソコン)

労働集約型ビジネスで生き残るには効率を高めることが不可欠です。

例えば、単価の安い仕事よりも高い仕事を増やす、拘束時間の長い仕事よりも短い仕事を増やす、といったことです。

それには、将来、自分はどんな在宅ライターをめざすか、というビジョンを持つことが重要です。

例えば、

記事を書くライターよりも単価の高い広告のコピーライターへシフトする。

ファイナンシャルプランナーなどの資格をとって専門性の高いテーマを得意とするライターになる。

ライターを必要としている企業に営業をかけて直接取引を増やす。

などです。

もちろん、在宅ライターとして、デビューした時のまま、ずーっと続けていくというのも良いですが、

どうせ働くなら、キャリアップも検討してください。

ギャラがあがる→評価される→気分も上がるという正のスパイラルが

人生を楽しくしてくれますし、さらに良い文章を書く原動力になります。

おわりに

7つのステップはいかがだったでしょうか?

在宅ライターになるあなたのお役に立てれば幸いです。

ステップを1つずつクリアしながら、ぜひ、在宅ライターとしてデビューしてください。

そして、続けてください。

続けることもスキルであり能力だという意見もあります。

文章は書き続ければ上達します。ぜひ、在宅ライターになって続けてください。

あなたの幸運を祈ります!

参考資料

この記事は以下の書籍や情報を参考にしています。

  • 在宅ワークに関する意識・実態調査1
  • 今すぐ始められるWEBライターの入門書2
  • Udemy3
  1. https://www.fraunetz.com/f0330.pdf[]
  2. https://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8BWeb%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%85%A5%E9%96%80%E6%9B%B8%E3%80%90%E5%89%AF%E6%A5%ADOK%E3%80%91%EF%BC%9A%E6%9C%AA%E7%B5%8C%E9%A8%93%E3%81%8B%E3%82%89%E5%9C%A8%E5%AE%85%E3%81%A7%E6%9C%8820%E4%B8%87%E5%86%86%E3%82%92%E7%A8%BC%E3%81%90%E6%96%B9%E6%B3%95-%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%96%E3%82%8F-ebook/dp/B08FGWNNY4/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8BWEB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%85%A5%E9%96%80%E6%9B%B8&qid=1632375028&sr=8-1[]
  3. https://www.udemy.com/ja/[]
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