こんにちは、木下一也です。
コンテンツ販売【初心者向け】の始め方へようこそ。
コンテンツ販売をビジネスとして始めるのに必要なことは何かわかりますか?コンテンツを作る道具を揃える?売れるコンテンツのアイデアを考える?確かに、どちらも大切なことです。でも、その前に必要なことがあります。〈コンテンツは作っても、そう簡単に売れない!稼げない!〉と肝に銘じることです。これからコンテンツ販売に取り組もうとしているのに、なんだか気持ちが暗くなりますね。売れない!稼げない!なんて。でも、事実です。だからこそ必要なことは「コンテンツ販売は稼げない」という事実をできるだけ事前に潰しておくということです。このレクチャーでは「コンテンツ販売は稼げない」理由を踏まえ、初心者でもコンテンツ販売で稼ぐにはどうするべきかについて考察します。
「コンテンツ販売は稼げない」理由
「コンテンツ販売は稼げない」理由は重み以下の3つです。
① 商品企画のミス
② 集客力がない
③ いきなり売る
これらについて説明していきます。
①-1 商品企画のミス
「どんなコンテンツを作ろうかな」と考えている時に失敗してしまうのが商品企画のミスです。
よくあるパターンは、誰も欲しがっていない商品を作ってしまうことです。「いや、世界は広いのだから、どこかに私が作ったこの商品を待ち望んでいる人はいるはずだ」とあなたは反論するかもしれません。確かにその通りです。世界のどこかに待ち望んでいる人はいるかもしれません。でも、その人があなたの商品の存在を知っていますか?その人があなたの商品をWEBで検索していますか?あなたがインターネットでコンテンツを販売しても、検索されなければコンテンツは存在しないのも同じです。世界のどこかにいる誰かの重要な問題を解決できる商品だとしても、検索されてあなたのコンテンツ商品と問題を抱えている誰かが出会わなければ、1つも売れないのです。
①-2 「商品企画のミス」対策
商品を企画するの時、あなたのコンテンツ企画は、多くの人に検索されているか確かめるべきです。Googleであなたのコンテンツ企画について検索してみましょう。同じようなコンテンツ商品や情報は存在しますか?例えば、「古代文明で使われた耳掻きについての総合学習ウェビナー」というコンテンツを作ったとします。面白そうなコンテンツではありますが、Googleで検索すると何もヒットしません。同様のコンテンツを誰も作っていないし、誰も検索していません。ユニークですがこういう企画は売れないと思うのでボツにするべきです。
もうひとつの方法は、キーワードプランナーやラッコキーワードなどのキーワード検索ツールを使ってニーズを調べることです。ユーザーがどんな言葉を組み合わせて検索しているかを知ることで、ユーザーが何をもとめているかわかります。
その時、「コンテンツ」だけよりも、「コンテンツ 販売 初心者」と3語で検索する人の方が、その人がどんな人で、何を求めているか知ることができます。そういう人に向けて、その人が求めているもの(解決策)を提供できるようにコンテンツ企画を考えることが売れるコンテンツを作るポイントです。
②-1 集客力がない
「集客力がない」とは、あなたのコンテンツ商品に対するトラフィック(アクセス)がないということです。インターネットを使った販売はもちろん、現実世界の実店舗の商売でも、いかにお客さんに来てもらうかで売り上げは大きく変わります。どんなに良い商品を作ってもお客さんが来てくれなければ売れないのですから。
②-2 「集客力がない」対策
あなたが作ったコンテンツ商品を、あなたのブログにアップロードしても、そう簡単にユーザーはやってこないでしょう。そんな時はどうするか?
もし、あなたがユーザー(お客さん)のメールアドレスを記載したリストを持っていれば、その人たちにむけてメールを送って、コンテンツ商品を買ってくださいとオファーすることができます。同じようなやり方は現実の世界でもよくみられます。例えば、美容院に通っている人は、メールでキャンペーンなどの案内を受け取ったことはありませんか?あれは髪をカットしに行った時に書いた住所録をもとにダイレクトメールを発行しているのです。いわゆるリストマーケティングというやり方ですこのやり方はインターネットでもよく使われています。リストがあると商品を売りやすいのです。
コンテンツ販売の初心者を対象としているこの講座を読んでいるあなたは、リストを持っていない可能性が高いと思います。リストをすでに持っている人に比べると、正直、不利です。でも、リストを持っている人だって最初はゼロからスタートしているはずです。リストを手にして生まれてくる赤ん坊なんていないのですから。だから、めげずに対策に取り組むべきです。
対策は2つ。
- リストを集める
- 集客もやってくれる販売プラットフォームを利用する
この2つです。
1. リストを集める
あなたはブログを作り、次のような「ボタン」をブログ内に設置します。(設置する方法はいろいろありますが、ここでは省略します。この講座のどこかで説明します)
- 「ブログ更新のお知らせを受け取る」ボタン
- 「メルマガを希望する」ボタン
- 「無料の特典を受け取る」ボタン
これらのボタンを押すと「メールアドレスを入力する」欄が表示されます。メールアドレスを入力すると「更新のお知らせ」や「メルマガ」や「無料特典」を受け取れるようになります。もちろん、そうするためには、あなたはブログを更新する必要がありますし、メルマガの発行や無料特典の配布を行う必要があります。そういった労力の代わりにあなたはユーザーのリストを手に入れることができます。
2. 集客もやってくれる販売プラットフォームを利用する
集客もやってくれる販売プラットフォームの代表例に「Udemy」があります。Udemyは教育プラットフォームです。ここにあなたの作ったウェビナー動画というコンテンツをアップすることで販売することができます。マージンはとられますが、集客や販売はUdemyが代行してくれます。あなたはコンテンツを作り、アップロードするだけです。(ただし、Udemyには簡単な審査があります。これについても、この講座のどこかで説明します)
③-1 いきなり売る
道を歩いている時、向こうからやってきた見ず知らずの人に声をかけられて「初心者のためのコンテンツ販売ガイドを買いませんか?お安くしておきますよ」と声をかけられたら、どんな気持ちになりますか?「誰、この人?」「怪しい」と思いますよね。それと同じでインターネット上でも、いきなり売ろうとしても売れるものではありません。amazonで電子書籍を購入する時、一部を試し読みできる機能があります。信用のおける大手出版社の書籍だって、試し読みしてから購入を決めます。あなたや僕のような無名に近い人が、いきなり売っても売れません。
③-2「いきなり売る」対策
いきなり売るのではなく、あなたのコンテンツ商品をお試しできるようにするというのが1つめの対策です。ブログなどで商品の一部を公開するという方法も考えられます。
Udemyでは販売するウェビナーの一部をプレビューとして視聴できます。また、30日間返品保証付きです。内容に満足しなければ返品して料金も払い戻してくれます。そういった対応がコンテンツ商品を購入するユーザーの安心感・信頼感の醸成につながります。安心や信頼は商品を売る時にとても大切な要素です。
2つめの対策は、商品の入門編的なオマケを作り、それを無料か安い価格で提供する方法です。デジタルマーケティングではリードマグネットと呼ばれています。現実の世界でもテレビをみていると「お試し価格で提供」する広告がありますよね。あれと同じで試しに使ってもらい、商品のクオリティを確認させて信頼感を高めるという作戦です。
まとめ
コンテンツは、作れば売れるというものではありません。でも、それはインターネットに限らず、現実の世界でも同じこと。商売やビジネスとはそういうものです。コンテンツ販売は稼げない理由を事前に知り、対策をとることで、稼げるコンテンツ販売をめざしましょう。
講座はこれからも続きます。以下は、講座の概要です。
講座の概要(予定)
- 『コンテンツ販売【初心者向け】の始め方』のご案内
- コンテンツの種類と初心者にオススメのコンテンツ
- 「コンテンツ販売は稼げない」を回避して初心者が稼ぐ方法
- コンテンツビジネスを始めるなら、ブログから
- デジタルコンテンツのメリット
- コンテンツ販売とブログの準備
- コンテンツ販売のテーマを決める
- コンテンツ販売のテーマの決め方
- ペルソナを作ろう
- ブルーオーシャンなテーマを探そう
- コンテンツ販売を初心者がやるべき○つの理由
- 起業するなら「在庫を持たない」オススメの方法
- コンテンツ販売とは「企画」「制作」「集客」「販売」
- コンテンツ販売・初心者はUdemyをめざそう
- オンライン講座の作り方
- オンライン講座に必要な道具
- Udemyオンライン講座・テーマの決め方
- オンライン講座の構成(ベネフィット→手順→まとめ)
- Udemyオンライン講座・作成のチェックポイント
- Udemyオンライン講座を始めるならブログを用意
- ブログの始め方 無料ブログかWordPressか
- WordPressブログの始め方
- WordPressテーマのオススメ
- ブログ=記事+リストマーケティング+販売をめざす
- ブログを始めるなら最初に記事リストを作ろう
- ブログのアイデアにつまったら〈先輩〉たちを参考にしよう
- ブログ記事のライティング、7つのルール
- Udemyのボーナスレクチャーをブログに連携させる。その理由は?
- トラフィックがなければブログではない
- 1日3記事投稿するための3つの作戦
- トラフィックを集めるためのSNS活用術
- 記事も、オンライン講座も量産体制が基本
- じぶん1人で記事やオンラインを量産する方法
- トラフィックを集めるドリーム100戦略 by ラッセル・ブランソン
- コンテンツ販売を意識したブログ固定ページの作り方
- ブログでリストマーケティングするためのツール
- ブログでコンテンツ販売するためのツール
- ConvertKitの基礎知識
- Teachableの基礎知識
- オンライン講座作成に役立つ The 4mat system
- Canvaの使い方
- Canvaでスピーディにスライド式オンライン講座を作成
- コンテンツ販売に欠かせない無料オンラインサービス10選
- コンテンツ販売に便利な有料オンラインサービス8選
- ScreenFlowでスライド式オンライン講座を作る
- ScreenFlowの操作方法
- 録音・録画をする時の注意すべきチェックポイント
- ノイズ除去のやり方
- Auditionでノイズを取る豊富
- ScreenFlowでノイズをカットしテンポをよくする方法
- mp4に書き出す方法
- ブログをe-bookコンテンツにする