コンテンツ販売のテーマ(仮)を決めたら、次にペルソナ作りに取り組みましょう。

今、あなたのコンテンツ販売のテーマは仮免許の状態ですが、ペルソナを作ることができましたら(仮)の文字をとり、正々堂々としたコンテンツ販売のテーマを確定できます。
このレクチャーでは、ペルソナを作るための情報収集ワークについて説明します。
自分発想から相手発想へ。ペルソナの基本
コンテンツ販売のテーマ(仮)を決める時、「あなたのやりたいこと、とくいなことは?」「他人より優れている点、ユニークな点は?」「ライバルはいますか?検索されているテーマですか?」などの質問を軸に決めました。これはあなたをベースに組み立てていく自分発想の考え方です。あなたのコンテンツを購入するであろう相手(ユーザー)のことは含まれていません。
それに対してペルソナ作りは「相手発想」が基本です。
あなたのコンテンツを買ってくれる代表的で模範的な人物を設定します。
この人ならあなたのコンテンツを喜んで買ってくれるだろうなという人物をペルソナに設定します。
コンテンツを作成する時やブログの記事を書く時、このペルソナが求めていることを作ったり、書いたりすればいいのです。そうすることで、あなたのユーザーにあなたのコンテンツや情報が届きやすくなります。
想像だけでペルソナを作ってはいけない
あなたのコンテンツを喜んで買ってくれる人物をペルソナに設定するといいましたが、あなたの想像だけでペルソナを作り上げてはいけません。
ここがペルソナ作りの難しいところです。現実の世界に存在する人をベースにペルソナを作らなければなりません。
もし、想像だけでペルソナを作ると、この世に存在しない人に向けてコンテンツを作り、情報を発信することになります。それではコンテンツは売れません。
ペルソナを作る時は、つねに現実世界に存在する「人」を意識することが大切です。
ペルソナの作り方【ステップ1】顧客クラスターの特定
ペルソナの正しい作り方は、まず、対象となる顧客クラスターの特徴を抽出します。そして、その特徴をペルソナという架空の人物像に統合し具体化していきます。
まず、顧客クラスターの特徴を抽出しなければなりませんが、そもそも、顧客クラスターとは何かわかりますか?コロナの時にニュースで「クラスター感染が発生しました」という言葉を耳にしたと思います。大雑把にいうとクラスターとは集団という意味です。
つまり、対象となる集団(顧客クラスター)を特定して、その特徴を抽出するのがペルソナ作りの第一歩です。
どのような集団が対象となるのかと言いますと、あなたの「コンテンツ販売のテーマ(仮)」の対象となる人たちの集団です。
ペルソナの作り方【ステップ2】顧客クラスター情報の収集
でも、企業なら顧客クラスターのデータなどを持っているかもしれませんが、コンテンツ販売を始める個人が顧客クラスターデータを持っているケースはほとんどないと思います。
そういう時は、あなたの個人のネットワークやインターネットを使って対象となる集団(顧客クラスター)の声や情報を集めます。
テーマの対象となりそうな友人、知人
身の回りにテーマの対象となりそうな友人・知人がいたら「こんなコンテンツがあったら関心ありますか?」と聞いてみましょう。「はい」という答えだったら、「関心を持つ理由」「日頃のライフスタイル」など失礼にならない範囲で質問してみましょう。
過去のあなた自身
過去のあなた自身が顧客クラスターのひとりというケースもあります。例えば、ダイエットのコンテンツ販売をテーマ(仮)にしていたら、過去、ダイエットに何度もチャレンジしていた頃の自分が参考になります。あの時、どんな気持ちだったか、どんなコンテンツや情報を求めていたか、思い出してみましょう。
Yahoo!知恵袋などのQ&A
Yahoo!知恵袋などのQ&Aをコンテンツ販売のテーマで検索してみてください。例えば「ダイエット」で検索すると様々な悩みを相談するQ&Aがヒットします。それらから顧客クラスターの特徴を知ることができます。
amazonのレビューのチェック
amazonなどのECサイトのユーザーレビューも参考になります。「ダイエット」ならダイエット食品や器具などがあります。それらの商品に対するレビューからユーザーの生の声が拾えます。星5つのレビューより星2くらいの不満のあるレビューからユーザーが何をもとめているのか発見できます。
まとめ
コノレクチャーではペルソナを作るための基本設定である「情報収集」について説明しました。
- 想像では作らない
- リアルな顧客クラスター(集団)から情報取集
この2点を守ってペルソナ作りの情報を収集しましょう。