12. ペルソナを検索キーワードで深掘りする

前回のレクチャーでペルソナを作るための情報収集ワークについて説明しました。

顧客クラスターの特徴を抽出し、リアルはペルソナを作るという内容でした。

企業などがペルソナを作る時、このようなやり方で作成します。

個人がブログやコンテンツを作る時も同じようにやるべきですが、企業と個人の差が出てくる部分があります。

それは「顧客クラスター」です。

企業ならそれまでのビジネスでユーザーデータを持っていると考えられます。ブログを立ち上げたばかりの個人や、コンテンツ販売を始めた個人がクラスターといえる顧客の集団を抱えているかというと、なかなか難しいのではないでしょうか。

友人や知人に顧客像になりそうな人が2〜3人程度という人はいるかもしれません。その人たちに意見を聞いたりアンケートをとるべきですが、でも、サンプル数としては少なすぎます。今回はそういった時の対処方法をレクチャーします。

目次

検索キーワードで深掘りする

例えば、あなたが「コンテンツ」をテーマにブログを始めようと考えたら、世の中の人たちが「コンテンツ」でどのように検索しているかを調べてみましょう。

検索キーワードツールとしてはキーワードプランナーやラッコキーワードがあります。ラッコキーワードは無料でも使えます。ただし、回数制限があります。僕は、本業(コピーライター、プランナー)でもラッコキーワードを使うことが多いので、有料版を利用しています。

ラッコキーワードで「コンテンツ」を検索します。GoogleやYouTubeなどそれぞれでどのように検索されているか調べることができます。

重要なのは「コンテンツ」のあとにどのような言葉をつなげて検索されているかということです。

「コンテンツ」「意味」「分かりやすく」とか「コンテンツ」「アプリ」「違い」など色々な言葉の組み合わせパターンがあります。

言葉の組み合わせの数が多いほど、検索した人が何を求めているかが浮き彫りになります。「コンテンツ」「意味」「分かりやすく」なら辞書でコンテンツの意味をひいたけど、イマイチ良くわからなかった人ではないでしょうか?

そういうように検索キーワードの連なりかたを知ることでペルソナを深掘りすることができます。

検索キーワードを核に再度Q&Aをチェック

例えば、この講座を掲載しているブログは「コンテンツ」「販売」「初心者」という検索キーワードをベースにしています。つまり、コンテンツ販売の初心者が対象です。ラッコキーワードに「コンテンツ」「販売」「初心者」という組み合わせの検索パターンが表示されているので、現実世界のどこかに、「コンテンツ」「販売」「初心者」をしている人がいるということです。

その人はコンテンツの販売をしようか、初心者だけれど何をすればいいのだろうと考えている人です。

それがわかれば、前のレクチャーで説明したQ&Aで「コンテンツ 販売 初心者」で検索してみましょう。より具体的なQ&Aが見つかるはずです。

まとめ 

検索キーワードでペルソナを深掘りし、再度、Q&Aでチェックし直し、より加増度の高いペルソナを作りましょう。

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