19. コンテンツ販売・売れるための作成ルール① ツール

このコースのクライマックスのひとつである、コンテンツの作成について説明します。コンテンツ販売で売れるコンテンツを作るにはルールがあります。そのひとつが今回紹介する「ツール」です。どんなツールを集めればいいのか、ツールに関する知識ゼロだと無駄な時間がかかったり、失敗も多くなります。ツールは無料のものもあれば、高額なものもありますので、間違えると不要な出費が発生することもあります。時間の浪費と無駄遣いを回避するためにも「ツール」のルールを参考にしてください。

目次

デバイス

コンテンツ作成にはデバイスが必要です。デバイスには、パソコン、スマホ、タブレットがあります。パソコンならMacとWindows、スマホならiPhoneとその他、タブレットならiPadとその他など、いろいろあります。

コンテンツを作り、販売する前提なら、メインではMacかWindowsのパソコンがオススメです。最近はタブレットの性能も高くなったので高性能のタブレットを使えば、パソコンなみの作業が行えるかもしれません。パソコンか高性能のタブレット。よく考えて使い勝手の良いものを選びましょう。

スライド作成

スライド作成ツールとしては、Canva、Googleスライド、パワーポイント、Keynoteなどがあります。Canva、Googleスライドは無料で使えます。(Canvaは有料バージョンもありますが無料でも結構使えます)パワーポイントは有料です。KeynoteはMACにプリインストールされているのでMacユーザーなら無料で利用できます。

初心者の方でデザインが苦手な方はCanvaをオススメします。Canvaはデザインテンプレートが豊富なのでデザインが苦手でも効率よくデザインの良いスライドを作れます。無料版にはテンプレートがたくさんあります。有料版だとこのテンプレートの数がドーンと増えます。

Googleスライドも無料で使えます。気をつけておきたいことは、Googleスライドで使えるフォントは、Googleスライドがサポートするフォントのみ、ということです。例えば、WindowsやMacでよく使われるメイリオ・ヒラギノフォントは、PDFや印刷の出力時に別のフォントに置き換わってしまいます。これを気にする方はスライド作成にGoogleスライドを避けることがあります。

パワーポイントはスライド作成ツールとして多くの方に使われています。有料なのがネックです。ビジネスシーンではパワポの利用率が高いので、すでにパワポを使用している人も多いので、そういう方はスライド作成の第一候補としてパワポと使うと良いでしょう。

MacにプリインストールされているKeynoteは無料ながら美しいスライドを作れるツールです。Macユーザーで美しいスライドを作りたい方はKeynoteという選択はアリです。

マイク

動画コンテンツを作るのであればカメラやマイクが必要です。動画なのでどんなカメラを選ぶのかは重要なテーマです。でも、それ以上に重要なテーマがあります。それはマイクです。実は、動画のクオリティを左右するのは「音」です。例えば、パソコン内蔵のマイクを使っての録音はNGです。マイクは品質の良い製品を購入しましょう。カメラなどに比べると、マイク選びはそれほど大金をかけずに十分なクオリティのマイクを手に入れることができます。Blue Snowballは動画の録音に十分対応できるクオリティのマイクです。amazonなら7〜8千円くらいです。ワンランク上ならBlue yeti があります。こちらは2万円以下の価格です。ウェビナーのような顔出し動画や顔を出さないスライドのみの動画ならこれらのマイクで十分対応できます。

ポップガード

録音するときにあると便利なツールがポップガードです。録音の際、マイクに強く息があたらるとポップノイズ(破裂音)が発生します。再生したときに聞くと結構、耳障りな音になっています。このポップノイズを軽減するツールがポップガードです。amazonで2000円以下で購入できます。

カメラ

カメラはどういう動画を撮影するかによりピンキリです。ウェビナーの撮影で顔出しをするのか、顔出しするが画面の端にワイプ程度でなのか。前者なら一眼レフなどのカメラが必要かもしれません。撮影する場所(スタジオ)やカメラと被写体との距離などにもよります。動画撮影できる一眼レフカメラは、10万円以上すると思うので何をどのように撮影してコンテンツを作るのかよく検討してから購入を決めましょう。ワイプ程度でよいならパソコンにUSB接続で利用できるロジクール Webカメラで十分です。フルHD画質でamazonで1万円を切る価格で購入できます。

スクリーンキャスト録画ソフト

スクリーンキャストとは、パソコンのスクリーンを録画したもの。それを録画するソフトがあり、MacならScreenFlow、WindowsならCamstasiaが有名です。

よく見かけるスクリーンキャストは、YouTubeなどでよく見かけるゲーム実況系の動画です。あのゲームを実況している画面、プレーヤーの音声を同時録画・録音しているのがScreenFlowやCamstasiaなどです。録画だけでなく、直感的な操作で編集作業もこなせる優れものです。

動画編集

動画コンテンツを作る場合、ScreenFlowやCamstasiaなどでも編集作業をこなせますが、さらにハイレベルな動画編集を求めるならPremiereProなどの動画編集ソフトが必要です。僕は本業でPhotoShopなどを使うためAdobeのサブスクリプションを利用しています。サブスクの中にPremiereProも含まれているので動画コンテンツを作る時に利用する時があります。動画編集ソフトもピンキリで高額のものから、最近は無料で利用できるものもあるのでニーズにあわせて利用しましょう。

まとめ

ツール選びのコツは、お金をかけるべきところにはケチらずお金をかけること。ケチってやってもうまくいかず、結局、必要なツールを購入するというパターンになります。コンテンツ作成のためにツールを集める時は、どのようなコンテンツを作るのか、よく考えた上で必要なもの、最適なものを選ぶようにしましょう。

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