20. コンテンツ販売・売れるための作成ルール② メディア

コンテンツを販売する時、どのメディアにするか決める必要があります。ウェビナーのコンテンツを作成して販売するなら動画というメディアになります。

メディアは

  • 動画
  • 音声
  • テキスト

の3つです。自分は動画コンテンツを作るから、音声コンテンツやテキストコンテンツは関係ない!と思うかもしれません。でも、それは間違いです。あなたが動画コンテンツの販売者だとしても、音声コンテンツやテキストコンテンツの知識を持ち、それを活用できる方が有利です。

目次

動画コンテンツ 

かつて動画といえば、映画、テレビ、CMなどマスメディア中心のコンテンツで媒体費や制作費もかかり大手企業のものでした。時代は変わりインターネットやSNSが普及、スマホでHD画質の動画が簡単に撮影できる時代になり、動画は個人でも制作し公開できるコンテンツになりました。

「動画コンテンツの種類」でWEB検索すると

  • 動画広告
  • 商品・サービス紹介
  • 研修動画
  • 採用動画
  • ブランディング動画

などをあげるページがいくつもヒットします。

これらは企業がマーケティング活動などで制作する動画です。

個人でも動画を作成しインターネットやSNSで手軽に動画コンテンツを公開できる時代です。個人ができる動画コンテンツで考えると

  • ウェビナー動画
  • YouTube動画
  • TikTok動画
  • Instagram動画

などがあります。

ウェビナー動画なら販売により収益をあげられます。

YouTube動画なら広告をつけて収益をあげられます。

TikTokやInstagramにはライブ配信に投げ銭機能があります。

個人が動画コンテンツで稼ぐ方法は多様化していますのでそれぞれのメディアの特性を研究して取り組みましょう。

音声コンテンツ 

動画コンテンツの次に伸びが期待されているのが音声コンテンツです。ある調査によるとデジタル音声広告の市場規模は2020年に16億円から2025年には420億円に到達すると予想されています。5年で26倍の急成長です。

音声コンテンツのサービスとしては、

  • ポッドキャスト
  • インターネットラジオ
  • オーディオブック
  • 音声配信サービス・配信アプリ

などがあります。

音声コンテンツの魅力は動画コンテンツなどに比べ機材や場所の制約が少ないことです。つまり、手軽に始められるというメリットがあります。

ポッドキャスト

ポッドキャストを使えば音声データなどをインターネットで公開・配信できます。Spotifyはポッドキャストが楽しめるデジタル配信サービスです。MacならApple Podcastがデフォルトで搭載されています。

インターネットラジオ 

インターネットラジオはFMやAMの電波を使わずにインターネットで視聴できるラジオのこと。ダイヒョウテキナインターネットラジオには「radiko」があります。FMやAMのラジオでは聞けなかった地方の番組が聞けるなど、日本全国のラジオ局のコンテンツをパソコンやスマートフォンなどで聴くことができます。

オーディオブック

オーディオブックは本の内容をナレーターが読み上げてくれるサービスです。アメリカでは自動車通勤の割合は76%といわれており、ハンドルを握っていて本が読めない人たちが通勤中にオーディオブックを楽しんでいます。日本ではamazonのサブスクリプションのひとつAudibleで人気が高まっています。

音声配信サービス・配信アプリ

音声配信サービス・配信アプリとしてはstand.fmなどが有名です。アプリを使えば、スマホで録音した音声を公開したり、ライブ配信を簡単に行えます。「コラボ機能」や、視聴者とやりとりできる「レター機能」など機能も充実しています。

テキストコンテンツ

テキストコンテンツには、ブログ、PDF、電子書籍、noteなどがあります。

ブログ

個人が始めやすいテキストコンテンツの王道といえばブログです。自分専用の情報発信やコンテンツ販売のプラットフォームとしてブログは便利です。ただし、アクセスを集め成長させるのに時間がかかります。コンテンツ販売をするならプラットフォームとなるブログを早めにスタートさせましょう。

PDF

リスト集客をする時の無料特典としてPDFで作成したe-bookなどが有効です。ユーザーが興味のある内容をテキストでまとめ、PDFにしてダウンロードプレゼントします。無料特典だからといって内容のないPDFではリスト(ユーザーのメールアドレス)を集めることはできません。あなたのファンになるような内容のあるPDFを作ってください。

電子書籍

個人が電子書籍を販売するならamazonのKindleサービスがオススメです。Kindle出版での印税(ロイヤリティ)売上は70%と35%がありどちらか選択できます。電子書籍の売上で儲けると考える人も多いですが、最近は、電子書籍にQRコードをつけて動画コンテンツの販売ページへ誘導するというやり方がみられます。動画コンテンツのほうが高額商品になっています。コンテンツ販売をする時、電子書籍の扱い方もいろいろあるのでよく検討しましょう。

note

noteはテキストコンテンツの配信プラットフォームです。ブログのようなスタイルで無料で記事を公開できるほか、記事を有料化したり、デジタルマガジンのようにして販売することもできます。ブログよりもnoteという人も増えている注目のプラットフォームです。

まとめ

コンテンツのメディアは動画、音声、テキストと3種類ですが、いずれも個人が手軽に取り組めるようになり、歴史の浅い分野です。どのメディアも急成長中なので、早めに参入するほうが有利です。その際、動画コンテンツを販売するために音声コンテンツやテキストコンテンツを告知のために活用するなど、複合的な運用の仕方も効果的です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる